旗振支部50周年

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 おめでとうの式典は高倉会館で6月22日に行われました。
今から振り返ると、56年前に高倉山(標高291m)の掘削と土砂採掘作業が始まり
ポーアイ、六甲アイランドの埋め立て、その後に産声を上げた山仲間、
19年前の阪神淡路大震災、17年前の明石大橋開通、風雪50年をみんなで歩いてきました。
 旗振山から見る景色もみんなの思いと共に想像をはるかに超えています。

妙見堂だより

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この春、毎朝登る妙見堂署名所への坂道の途中、ほんの道端の一本の細い枯木の
小穴に、四月末ごろからヒナの声が聞こえるのを、何方ともなく発見しました。
時には親鳥がエサを運ぶ姿も見かけました。小柄なキツツキの仲間のコゲラでした。
毎朝登山のメンバーはこの話で持ち切りとなり、やさしい人達は、近くを通るとき
静かに静かに横目で見て通っていました。その内に、ヒナも穴から顔を出すように
なり、更にいとおしさが百倍の人気者になりました。
逢うは別れの始め、時が来てヒナは元気に飛び立って行きました。それでも、
今だにそばを通る時、空ろな穴を見ては愛くるしく健気な啄木鳥親子のことを
思い出しています。毎朝登山への素晴らしいご褒美だったと思います。
また、来年を楽しみに登山を続けよう!!