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               神戸ヒヨコ登山会


 神戸ヒヨコ登山会は1922年(大正11年10月5日)に創立。戦災や震災など数々
の苦難を乗り越えて、昨年(令和4年)目出度く創立100周年を迎えることができた、歴史ある登山会です。

 当時、六甲山に外国の貿易商人たちを見るようになって程なく、市街地からすぐ登れる再度山大龍寺の山門下にあった「門前茶屋(善太郎茶屋)」に集まった10名が、虚弱な身体を鍛え直し、体力増進に努めるべく「毎朝登山」を始めたのが本会の発足です。茶店には署名簿を置き、切磋琢磨する姿を見て入会する者はたちまち増え続け、神戸の生活文化ともなった「毎日登山」の先覚者として今なお健在している登山会です。
 「毎日登山」を日々のトレーニングと考え、「六甲山を中心とした登山」や「兵庫県内の山々への日帰り登山」はもちろん、「県内の名山」、「北や南のアルプス山行」なども行っています。

 現在は七支部(西から順に旗振・高取・再度・布引・一王山・保久良・唐櫃)があり、全体会での山行はもちろん、支部単独での山行や、新人が山のノウハウを身につける為に自主的に参加するサークル山行など「安全で楽しい登山!」をモットーとした活動を行っています。
神戸背山への毎朝登山から発足した会ですが、市内・市街在住に拘らす、どなたでもご加入頂けますので是非一度遊びに来てください。